記憶に残るためには
今日はブランド価値の構築についてです。
モノがあふれかえってる現代では、いかにしてユーザーに覚えてもらえるか、記憶にデザインができるか、そういった事が重要になります。
まず強烈なインパクトは記憶に残りやすいです。例えば東日本大震災の津波の映像もそうですよね。誰もが記憶に残っているかと思います。
でもインパクトだけではブランド価値を構築するにはちょっと厳しい側面があります。
ブランドを構築するには、あらゆるそのブランドに関する情報を脳が無意識に記憶するというプロセスが必要だからです。
例えばテレビや雑誌、新聞、Webなどで見たブランド情報を無意識に脳が情報を取得していくこともその一例。
ただ、マスメディアに載せるにはお金がべらぼうにかかりますから簡単じゃないですね。
そこでWebサイトにてブランド価値を創れたら良い訳です。
まず一番大事なのが、常に情報が更新されていてユーザーが何度も閲覧するメリットがあること。
そして比較的ユーザーの記憶に残りやすい写真や動画、文章、コンテンツが更新されていることが重要なのです。
頻繁にサイトを訪問するユーザーの脳がこれらの情報を無意識のうちに記憶していきます。
コツコツと積み上げる事で最終的に記憶に残りブランドが築き上げられるのです。
でも頻繁にサイトを更新するのは面倒。
そんなときはpsychology-webにサイト運営をお任せ下さい。
最終的に宣伝になっちゃいましてすみませんでした~
欲望は脳で作られる
この商品グッと来るわ~
なんとも言えんけど惹かれる~
こんな経験はありますよね?
なぜかわからないけど、欲しい!
こんな感情は、人間は普通に持っています。
なんとも説明しがたい感覚を感じる時がありますよね。自分はipadを初めて触った時がそうでした。
もちろん即買。
こういった感覚を刺激されると欲望をそそられるんです。
人間が欲望を感じる対象は、今まで生きてきた環境や生活習慣、育ち方とかで大きな影響を受けます。
これは脳科学者の茂木先生もはっきり言ってます。遺伝的というより環境に左右されるんですね。
また、人間の脳の認知プロセスには終わりがないとも言われています。常に目新しいものを求めるのです。
こんな性質を持っていたら、そりゃあ買ってしまいます。
まとめると、人の脳は基本的には開放的で欲望対象も変わってゆくけど終わりはない、そんな感じでしょうか。
つい先日、横浜の日産ショールームに行ったんですが、車を試乗するときに見た目だけじゃなく、座った感じとか、ハンドルの質感とか、メーターとかのクールな感じとか、もう上げたらキリがないぐらい感覚を刺激されてたんですよね。
今振り返ればわかります。
でも試乗中はなんかテンションが凄く上がっててそんな感覚の分析まで出来ませんでした。
なんとも言えないけど感覚が刺激されてたんでしょうね。
このなんとも言えないけどめっちゃ欲しいわ!
的な感覚を刺激する商品やサービスが創れたら素晴らしいよな~と思います。
そう考えると、やっぱアップル社、ジョブスはスゲー!と感じる訳です。
そりゃあ買ってまうわ~!
写真&動画の効果
おはようございます。
psychology-webの近藤です。
サイトを作る際に写真を活用することは、ごく当たり前かとは思いますが、その写真はどんな写真を使っていますか?
人がウェブサイトに訪れた時、まず何より大きく目立つイラストや写真に目が向くもの。
そして何より人間が惹かれるのは、サイト訪問者に対して目を見つめてるかのように感じるぐらい真っすぐ向いている写真なのです。
それが笑顔なら更に安心感は増すでしょう。
人間は自分に危害を与えてくるのかどうかを本能的にジャッジするという事を無意識にしています。
相手が敵か味方か?
危害のリスクは?
友好的か?
そんな判断を無意識にしているのです。
だから電車内で見る吊り広告などでも、ぱっと目をひきつけると共に安心感を与える為に笑顔の写真を使うものが多いのですね。
あと、動画も活用すると大きい効果を発揮します。スマホでWebサイトを見る人も今は多いこともありますが、何より与える安心感が違います。
実際に働く人や商品、サービスがわかるだけで訪問者に絶大な安心を与えるのです。
ただし動画は短くて問題ないです。
無駄に長い動画は途中で離脱を生むだけ。
せいぜい2~3分で十分でしょう。
安心感を与える
これはファーストインプレッションには、とても重要な事です。
なにせ来訪者はサイトを見て、瞬時にこのサイトは読むべき内容かどうかを判断するのですから。
脳科学マーケティング(ニューロマーケティング)
アメリカでは最近ニューロマーケティングの人気が上がっています。
これは人間の脳や潜在意識にフォーカスを当てた、より本能に訴求するマーケティング。最近日本においても脳科学マーケティングの本も出版されたりと、盛り上がりを見せてきています。
スティーブジョブスがiphoneなどの自社商品を製作するときにプロダクトの意匠やパッケージデザイン、その他ユーザビリティなどにもこだわって仕上げていることは有名な話です。
ジョブスはユーザビリティの満足を追求し、使いやすさだけでなく、使う人が気づいてすらいない事(無意識での行動)にも配慮して商品を生み出しているのです。
まさにこの行為も脳科学マーケティングも活用しているという証明。
人間が無意識下で行う行動や感情をマーケティングしたうえで製品化しているのです。
このような脳科学を活用する場は、物などの商品だけでなく、ウェブサイト製作などでも発揮することが可能です。
ホームページを見に来た際に、いかに心地よく見てもらえるか?
ストレスがなくページ遷移できるか? 感情を揺すぶられるか?
など、様々な来訪者の感情を意図的に刺激して、無意識下に訴えることによってウェブサイトでの目的(予約の獲得や資料請求獲得など)達成につなげることが出来るのです。
人間が行う行動や判断は、90%以上が無意識下で行われているという有名な研究データがあります。
つまり潜在意識での判断が90%、顕在意識での判断が10%ということ。
人は過去に起った出来事から発生する考えや日々の生活の中で見たり聞いたりした事、受けた印象など、様々な事柄を潜在意識下に貯蔵しているのです。
そして人間の直感もここの潜在意識から導きだされるものと言われています。
ウェブサイトのデザインやコンテンツなどにも、本人が気づいていない潜在意識に訴えかけることを織り交ぜることでコンバージョン(成約率)を上げることが出来るのですね。
弊社では、サイト制作代行の際にはニューロマーケティングのエッセンスも加えていくように心掛けています。