psychology-web's blog

主にウェブサイトでの脳科学&心理学マーケティングについてのあれこれ

脳科学マーケティング(ニューロマーケティング)

アメリカでは最近ニューロマーケティングの人気が上がっています。

これは人間の脳や潜在意識にフォーカスを当てた、より本能に訴求するマーケティング。最近日本においても脳科学マーケティングの本も出版されたりと、盛り上がりを見せてきています。

 

スティーブジョブスがiphoneなどの自社商品を製作するときにプロダクトの意匠やパッケージデザイン、その他ユーザビリティなどにもこだわって仕上げていることは有名な話です。

ジョブスはユーザビリティの満足を追求し、使いやすさだけでなく、使う人が気づいてすらいない事(無意識での行動)にも配慮して商品を生み出しているのです。

まさにこの行為も脳科学マーケティングも活用しているという証明。

人間が無意識下で行う行動や感情をマーケティングしたうえで製品化しているのです。

 

このような脳科学を活用する場は、物などの商品だけでなく、ウェブサイト製作などでも発揮することが可能です。

 

ホームページを見に来た際に、いかに心地よく見てもらえるか?

ストレスがなくページ遷移できるか? 感情を揺すぶられるか?

など、様々な来訪者の感情を意図的に刺激して、無意識下に訴えることによってウェブサイトでの目的(予約の獲得や資料請求獲得など)達成につなげることが出来るのです。

人間が行う行動や判断は、90%以上が無意識下で行われているという有名な研究データがあります。

つまり潜在意識での判断が90%、顕在意識での判断が10%ということ。

人は過去に起った出来事から発生する考えや日々の生活の中で見たり聞いたりした事、受けた印象など、様々な事柄を潜在意識下に貯蔵しているのです。

そして人間の直感もここの潜在意識から導きだされるものと言われています。

ウェブサイトのデザインやコンテンツなどにも、本人が気づいていない潜在意識に訴えかけることを織り交ぜることでコンバージョン(成約率)を上げることが出来るのですね。

 

弊社では、サイト制作代行の際にはニューロマーケティングのエッセンスも加えていくように心掛けています。